5 教科7 科目589 点→758 点にUP 早稲田大学 教育学部 合格! 千葉大学・立教大学・学習院大学・中央大学オール合格
- 千葉大学・立教大学・学習院大学・中央大学オール合格 オール不合格から全勝へ。栄光の軌跡。
高校時代、受験生としての自覚、大学で何を学びその為に何をするべきか…、という目的意識が欠けていた田谷。なんとなく国立に行ければいいと考え、地元の国立大学も、滑り止めにしていたはずの私立大学もオール不合格。当然といえば当然の結果だった。
浪人した以上、考え方を改め、高校入試の成功体験や固定概念に囚われることのないようにしていきたい、と4 月、東進での浪人生活に入る。
田谷は、もともとあまり欲がなく、そのため大学についても知識がない。国立で近隣の大学に行ければいいと考えていた。だから、勉強にもうちこめない。これでは浪人しても同じ結果になる。4月初旬、担任は、意を決し、彼の意識をもっと上に向けさせること、から始めることにした。
『やればできる!君は自分の力をまだわかっていないだけだよ。』『キミなら高みを目指せるよ!高みを目指すなら早稲田を目指してみようよ!』
田谷の潜在能力を開花させること。欲がないようにみえる生徒だけど、希望が見えればきっと欲がでてくるはず、と、この1年、『光と情熱を注ぎこむ向日葵のような存在になろう』、と自らを奮い立たせる。田谷は、面談で、これからやるべきこと、それができれば早稲田に合格できること、を伝えられる。その内容は、慎重な田谷でも、十分に納得できるものだった。田谷は、徐々に興味を持ち、いろいろな大学を調べ直す。
そして自ら、『早稲田』という大学に興味を持ち始める。それは最高峰という存在に自分が叶うかもしれないという希望の芽だった。
『先生、届くかわからないけど、早稲田やってみようと思います。』、彼が初めてその意欲を、言葉に出した。
目標とそれに至る道筋が見えてくると、行動も早い。それが希望というものだ。GWが目前に迫った4月下旬…、田谷は行動に移す。東進の授業は予備校界一、わかりやすく、受けていて楽しい授業である。受験勉強が楽しくできるのは東進ならでは、といってもいい。受ける授業、受ける授業はすべて納得できるものだった。
4月下旬から5月末まで、基礎講座を受けまくる。成果はすぐに出る。6月のセンター模試では英語が50点UPの172点。4割にも届かなかった数学も6割台後半と、驚異的な伸びだった。結果が出ると行動に拍車がかかる、6月~7月初旬、基礎講座だけでなく、応用講座、そしていよいよ入試レベルの講座にも到達。予定していた講座を驚異的
なスピードでこなす。8月からは、センター試験過去問演習講座も開始。センター試験の問題12年分すべての教科を終わらせ、9月以降は、東進で行われた過去のセンター類題問題もこなした。10月から、千葉大学の過去問演習・早稲田大学の過去問演習。過去問は3回やれ、担任から言われたアドバイスを忠実に実行した。いつしか、田谷は、年度と問題内容、が再現できるほどに、過去問の意図までも、そして傾向の変化をも恐いくらいに暗記してしまっていた。
第一志望、早稲田大学教育学部合格。千葉大学理学部、立教大学・学習院大学・中央大学等オール合格。
全滅から、全勝へ。この1年で自分の限界が大きく広がったのだ。『東進にしてよかった…』。あらためて感謝の気持ちを伝える田谷の表情は希望の芽か開花したように映っていた。